10月17日に佐賀県多久市のボタ山で約6年間燃え続けていた火災が終息したと発表されました。
そんな佐賀県多久市のボタ山について
・多久市のボタ山はなぜ燃え続けていたのか?
・数百年も得続ける可能性もあった!?
ことについて、探っていきます。
目次
佐賀県多久市のボタ山火災はどうして起こったのか?
佐賀県多久市のボタ山火災は2017年に起こっています。
土地の所有者である男性が森林を伐採した後、ボタ山の上で燃やしていたようです。
その後、地面にも火が燃え移ったため、消防に連絡し、消火活動が行われました。
地面表面の火は消火することができましたが、消火活動後も煙が発生した状態が続き、ボタ山に火が燃え移ったことが確認されました。
そのため、2017年より、ボタ山での火災が発生し、その後100回以上の消火活動が行われていたようです。
ボタ山火災、なぜ消火できたのか?
佐賀県多久市でのボタ山での火災は2017年から2023年まで約6年間も得続けていたと言われています。
実際には2020年ごろから煙や異臭などが報告されることがなくなり、佐賀県多久市は消火活動を中止し、約2年間ボタ山を調査し続けてきました。
その結果、特に異常がないことから、2023年10月17日に佐賀県多久市のボタ山火災が終息したと発表しました。
「ボタ山」を知らない世代だけになると
いつかまた起きそうな気がするニャ…https://t.co/qkmK0F2w7A— ニャ@サーボるキャット (@moconya) October 17, 2023
【ボタ山火災なぜ】多久市のボタ山はなぜ燃え続けていたのか?
佐賀県多久市にあるボタ山とは「炭鉱によって採掘された不良品の石炭を集めて山になったもの」がボタ山であり、九州北部や北海道などで炭鉱が栄えた時代に作られたものです。
そのボタ山は以前は表面に草木が生えずらく、他の山との見分けがついていましたが、現在では草木も生い茂り、ボタ山と他の山との区別がつかなくなっていたようです。
その影響もあってか、山の所有者がボタ山の上で火を起こしてしまい、火災につながりました。
では、なぜ佐賀県多久市のボタ山は6年間も燃え続けていたのでしょうか?
その理由は
・ボタ山にある石炭のかけらが燃料となっていたため
です。
佐賀県多久市で採石された石炭の不良品を捨ててできたのがボタ山で、佐賀県多久市にあるボタ山は10メートル程度の高さがあったようでうs。
そのため、6年間も燃え続ける燃料が10メートルの山の中にあったということがわかりますね。
・佐賀県多久市のボタ山は数百年も得る可能性もあった!?
佐賀県多久市のボタ山の場合は地下ではなく、地上に積み上げられた石炭のかけらが燃料となって燃え続けていましたが、地下にある石炭に燃え移ってしまうと、数百年間も燃え続けると言われています。
実際にアメリカのセントラリアにある炭鉱では1962年に坑内火災が発生し、住民が避難したため、人が住めないようなゴーストタウンになっているようです。
また、現在も消火されることなく燃え続けているようです。
地下で燃え続ける火は雨が降っても消えることがないため、自然鎮火するまで数百年かかると言われています。
佐賀県多久市や北海道など日本にも炭鉱で栄えた地域が存在しています。
これから火災が起こってしまわないように対策が必要ですね!
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【ボタ山火災なぜ】多久市のボタ山はなぜ燃え続けていたのか?数百年燃え続ける可能性もあった!?まとめ
佐賀県多久市にあるボタ山は約6年で終息したようです。
ボタ山は炭鉱で取れた鉱石のうち不用品を集めた山のことで、その中に含まれていた石炭が燃料となって燃え続けていたことがわかりましたね。
終息したとはいえ、目視で確認できるものではないため、これからも注意が必要ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。