ソフトバンクグループが出資するアメリカのシェアオフィス会社ウィーワーク(wework)が経営破綻し、ソフトバンクグループは大損害を被りました。
そんなソフトバンクとウィーワーク(wework)破産について、
・ウィーワーク(wework)破綻でソフトバンクの損失は1兆7000億円
・ウィーワーク(wework)破綻で孫正義の信頼もガタ落ち
以上2点を誰でもわかりやすくまとめています。
目次
・ウィーワーク(wework)破綻でソフトバンクの損失は1兆7000億円
「ウィーワーク(wework)が経営破綻した」
と最近よく聞きますが、どういうことがよくわかりませんよね。
なぜ、アメリカの会社であるウィーワーク(wework)が経営破綻したことが日本で大々的に報道されているのでしょうか?
その理由はウィーワーク(wework)は実質、「ソフトバンクの会社である」
からです。
ソフトバンクは言わずと知れた大手企業で、孫正義さんで有名ですよね。
その大企業であるソフトバンクは資金力を頼りに、投資をして稼いでいます。
その投資先の一つが今回経営破綻してしまった、ウィーワーク(wework)だということです。
そのため、アメリカの企業であるウィーワーク(wework)の経営破綻は日本のソフトバンクの失敗として日本でも大きく取り上げられているのです。
ソフトバンクがこれまでウィーワーク(wework)に投資してきたお金は全部で
・1兆7000億円
であると言われています。
正確にはこれまでの出資額合計が118億ドル、ウィーワーク(wework)の社債(会社の借金)を41億ドル、合計で160億ドルになります。
ソフトバンクを創業した孫正義さんは創業当時、
「1丁2丁と豆腐を数えるように、お金を数える会社になる」
と宣言して会社を始めており、その「1兆円」をドブに捨てることになってしましました。
・ウィーワーク(wework)破綻で孫正義の信頼もガタ落ち
ウィーワーク(wework)の経営破綻は2019年ごろからすでに始まっていました。
2019年に起きたコロナウイルスにより、ウィーワーク(wework)のメイン事業である「シェアオフィス」は伸び悩み、会員数も減っていたようです。
その中でも、孫正義さん、いわゆるソフトバンクグループはウィーワーク(wework)への投資を続けていました。
その後、ウィーワーク(wework)の創業者が業績悪化のため退任した後でも、孫正義さんは潰れかけているウィーワーク(wework)へ投資を続けました。
なぜ、孫正義は投資を続けたのか?
なぜ、ウィーワーク(wework)への投資を孫正義いわゆるソフトバンクは続けたのでしょうか?
その理由は
・孫正義さんが直感で感じるものがあったから
です。
ソフトバンクの投資は孫正義さんの直感で投資先を選択しているようです。
今回のウィーワーク(wework)に関しても、2019年で業績が伸び悩んでいる時期に多くの同僚や、関係者から
「やめたほうがいい」
と忠告を受けていたようです。
しかし、孫正義さんは自分の直感を信じて突き進んだようですね。
その結果、ソフトバンクグループは1兆7000億円の大損害になりました。
そして、孫正義さんの信頼も同時に落ちてしまっているようです。
孫正義さんは今年6月に行われた株主総会で
「ウィーワーク(wework)を最初に訪れた時に惚れ込んでしまった。全て僕の責任であり、私の人生の汚点だ」
と話しているようです。
ウィーワーク破産申請したのにソフトバンク強いのなぜ?
— Lotus (@hasu_hasu_lotus) November 7, 2023
1兆7000億円もの損害を被ってもなお、ソフトバンクはソフトバンクであり続けられる。
とてもどでかい会社であることがわかりますね。
これからの孫正義さんの活躍にも注目しましょう。
【損失1兆7000億円!】ウィーワーク(wework)経営破綻でソフトバンクは大損害!孫正義の信頼もガタ落ち。わかりやすく解説まとめ
ソフトバンクはウィーワーク(wework)の経営破綻で1兆7000億円の損失を出したことがわかりましたね。
ウィーワーク(wework)への投資を決めた孫正義さんは社内外での信頼が落ちているようです。
しかし、これまでソフトバンクという大帝国を築いてきた孫正義さん。
まだまだ期待の方が大きいように感じます。
これからの孫正義さんにも注目ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。