モンゴルに3ヶ月滞在して分かったことをまとめてみました。
参考になればと思います。
目次
1:モンゴルの首都場所を地図で確認!モンゴルは中国ですか?
地図で見てわかるように、モンゴルは中国とロシアが隣接している大陸国になります。
モンゴルは中国ですか?と聞かれることがありますが、モンゴルは中国ではありません。
首都はウランバートルで、モンゴルの中心部分に位置しています。
2:モンゴルの人口がすごい!県についても
モンゴルの人口は約335万人です。
首都のウランバートルの人口は約150万人で、モンゴル全体の人口の約5割が集中しています。
モンゴルは日本と同じように県で分けられていて、首都ウランバートルはトゥブ県です。
モンゴルに降り立って、初めに抱いた感想が、「渋滞がすごい!」でした。
それほど、モンゴルウランバートルは渋滞がものすごく、距離的には15分で着くような場所でも、1時間かかったり、することが当たり前です。
また、それらの車を見ていると、あることに気づきます。
それは、「プリウスが多い!」と言うことです。
モンゴル人の友達に聞いたところ、「モンゴルではプリウスは高いから、プリウスに乗ることがモンゴル国内でのステータスの一つになっている」と言っていました。
3:モンゴルで観光するなら首都一択!
モンゴルでオススメの観光地は首都ウランバートルはもちろんですが、一歩郊外に出ることがオススメです!
首都から一歩郊外に出るとそこには私たちが思い描いていたような「あのモンゴル」が待ち構えています。
5月ごろまでは「あのモンゴル」は姿を顰めていますが、5月中旬を超えると殺風景だったモンゴルの草原が、一気に活気と共に緑を取り戻します。
そのどこまでも続く広大な大地は一見の価値ありです!
宿泊したホテルなどでウランバートルから近場の草原などへのツアーが紹介されていると思うのでぜひ尋ねてみてください!
もしくは車で6時間、電車で12時間かけて到着する、1975年に作られた街、「エルデネト」を訪れてみるのもいいかもしれません。
エルデネトは東アジアでは最大、世界でも10本の指に入る銅山で栄えているまちで、モンゴルの中でも、国内第二位の人口を有する地域になっています。
見所は、広大な敷地面積の銅山と、それらの歴史を物語る博物館です。
また、モンゴルの広大な草原を6時間の道中名一杯楽しめることが最大の魅力かと思います!
ウランバートルはモンゴルの首都のため、思っていたより栄えています。夏でも、夜は涼しいので、夜風に吹かれながら街を散策するのも楽しいかもしれないです。
また、夏が近づくにつれ、屋台が出始めます。そこでサングラスを買ったり、アイスクリームを買ったりしながら街を散策するのも最高です!
4:モンゴルお土産はお菓子しかかたん!
モンゴルのお土産として有名なものは、チョコレートです。
チョコレートといえば、「ゴディバGODIVA」が思い当たると思いますが、そのゴディバの生産国であるベルギーと技術協力をして作られているのが、モンゴル「ゴールデンゴビチョコレート」です。
高級志向のチョコレートですが、1枚100円程度と気軽に購入できます。さらに、味も美味しいので、とてもおすすめです。
ゴールデンゴビチョコレートは近くにスーパーや、コンビニでも購入できますが、オリジナルショップがウランバートル内に点在しています。
そのショップに行くと、より豊富なラインナップから、安く手に入れることができるのでおすすめです!
5:モンゴルの歴史や文化、モンゴル語は世界一難しい!
モンゴルは遊牧民としての歴史があり、今でも地方では放牧しながら、生活しているモンゴル人もたくさんいます。
モンゴルといえば、相撲が思い当たりますが、日本の大相撲とは違った、「モンゴル相撲、現地ではブフ」と呼ばれています。
相撲の発祥は日本ですが、モンゴル人はお金を稼ぐため日本の相撲に進出している人が多くいるようです。
モンゴル相撲は柔道と相撲を合わせたような競技で、公園などに行っても数人が集まってモンゴル相撲を行ってるほど、モンゴル人にとって馴染みあるスポーツになっていると思います。
モンゴル語は発音がとても難しくて、使ったことのない口の動きを使うので、大変です。
英語のthの発音みたいなものをよく使っている印象があります。
これまで、いろんな国の言葉を耳にしてきましたが、発音のしにくさでは世界一ではないかと思います。
6:モンゴル人は美人が多い!
モンゴルには美人が多いです!笑 わたしの好みかもしれませんが。
ヨーロッパからモンゴルに初めて到着したときには「モンゴルってなんか田舎臭い顔の人が多いなあ」と言うイメージでしたが、今となっては、特にウランバートル市内を歩いていると、「可愛い人がいる!」と目を引かれることが多くなりました。
と言うのも、モンゴルは日本と比べ、若者が多いというのも理由の一つかもしれません。
人口ピラミッドが、三角形△になっているので、若者や、子供が多い印象です。
そのため、街の至る所に公園や遊具があり、たくさんのこともで溢れています。
モンゴル人女性は韓国風なメイクをしている方が多く、ちょっと気の強そうな女性が好きな方にとっては絶好の場所かもしれません。
7:モンゴルには大統領がいる!?モンゴルの宗教
モンゴルでは半大統領制を採用しており、国民の統合の象徴として大統領が存在します。日本の天皇のようなイメージでしょうか。
議会も存在しているため、大統領の一任で物事を決定すると言った権限はないようです。
モンゴルの現在の大統領はウフナーギン・フレルスフさんです。
モンゴルの宗教は仏教や天に神様がいるとするシャーマニズムが信仰されているようです。
モンゴルの宗教で、仏教といっても、日本では、インドから中国、朝鮮半島をへて日本へ伝わりましたが、モンゴルの場合、インドから直接伝わった可能性があるようです。
そのため、日本の仏教とはちょっと異なっているようです。
ウランバートル市内にある寺院を訪れた際には、シーサーのようなお着物がたくさん存在したり、筒のような回転するものを必ず右回りに回さないといけないと言われたり、日本と似ているようでなんか違う。そんな仏教の違和感や奥深さも感じられ面白いです。
8:モンゴルと日本の関係は最高!
モンゴルと日本の関係は深く、要人交流がよく行われているようです。
モンゴル、ウランバートルでは札幌のような都市の開発を目指して、日本からの青年海外協力隊の支援を受けて、活動しているようです。
また、モンゴルの現在の大統領は26歳の時に日本の事業を通して日本を訪れたことがあり、青森県で1週間程度のホームステイをして暮らしたようです。
その時お世話になった家族を大統領となった2022年ごろにモンゴルへ招待し国賓級のおもてなしをしたようです。
もともと、モンゴルは日本を攻めようとしていましたが、日本にはモンゴルにない海があることを知って、諦めたといった話がモンゴル国内では広まっているとモンゴル人の友達から聞きました。
モンゴルウランバートル市内を歩いていてもわかるように、日本車が溢れかえっています。
モンゴルにとって日本は主要輸入国となっており、世界で見ても、中国、ロシア、アメリカについで四番目に輸入額が大きい国が日本です。
相撲はもちろん、柔道などもモンゴルでは人気で、モンゴルの少年に話を聞くと、「ひふみあべ!」と回答が返ってくるほどです。
また、モンゴルサッカー監督には日本人監督が就任しており、モンゴルサッカーリーグにも日本人選手が20人ほど在籍してます。
モンゴルと日本の関係はとても良好であるといえますね!
そのほか、日本とモンゴルの宗教は似ているように感じられます。
ウランバートル市内にもお寺や、仏様がいるような場所がいくつかあり、日本っぽいなあと感じられる場所が存在しています。
また、郊外に行くと、山の上に石が積み重ねられている場所がよくあります。それは山や川に神様が存在していると信じるモンゴル人の宗教心からそのような置物を作るようです。
日本でも山に登ると石を積み重ねてあったりすることがよくあります。その点においては「日本っぽいなあ」と感じられる瞬間でもあります。
9:モンゴル料理は「つうヲン」が人気!
モンゴル料理は肉食です!
海もなければ、川も半年ほどは凍っているため、魚などはレストランのメニューに書いてあっても、「バッこい」(モンゴル語でnothing)と言われます。
毎日、肉、肉、肉!です。モンゴル人に聞いても、「もう、モンゴル料理は飽きた!」と嘆いているくらいです。
私は3ヶ月ほどでモンゴル料理が食べられるレストランへほぼ毎日行きました。
そこで出てきたメニューをいくつか紹介します!
かといって肉料理ということもあってかバリエーションは少なく、ハンバーグ、ハンバーグの上にエッグ、ハンバーグの上に芋ペースト、つうヲン、肉団子、豚汁の牛肉バージョンで味噌なし。
これがモンゴル料理の全てと言ってもいいかもしれません。
写真を載せておきます。
1:ついヲン
ついヲンはどのレストランにも確実に存在しており、確実に在庫も充実している料理です。
味は焼きそばみたいな感じで、味が若干薄いことがありますが、量は確実に成人男性向けの量を提供してくれるため、たくさん食べたい方におすすめですね!笑
2:マントン
マントンと呼ばれているこちらは肉まんですね!ちょっと小ぶりで、小籠包のような場合もあります。
肉汁たっぷりで、満足感たっぷりです。
3:基本的なランチプレート
こちらはレストランに行くと食べられる一般的なランチです。
スープ、マントン、野菜など、豊富に量も確保できるので、いいですね!
これで、だいたい1万トゥグルグ(400円)程度で食べることができます。
4:スポンジボブ
こちらは通称スポンジボブです。
ハンバーグ的なものの上に、ジャガイモペーストが乗っています。このジャガイモペーストがモンゴルではかなり美味しく感じられます。
肉をミンチしたハンバーグのような料理もモンゴルでは主流になっているように感じます。
5:レバー 寿司
レバーと寿司です。
レバーもどこのレストランにも置いてあるイメージです。
日本食レストランも結構豊富にあり、写真のような寿司も2000円程度で食べられたような気がします。
日本人オーナーが経営されているお店がほとんどなので、日本食レストランにハズレはないと思います。
モンゴル肉食に飽きたら、日本食レストランにいくこともできるので最高ですね!
調べたところによると、標高4000メートルを超えるような高山地帯では、モンゴルの歴史的な調理方法でモンゴル独特な料理が存在するようです。
羊の腸に羊の肉を詰め、標高が高いために沸点が80度程のため、茹でることができないため、熱した石を腸の中にいれ、15分ほど調理して完成させる料理が存在するようです。名前は知りません。「ホルホグ」というそうです。
まとめ
モンゴル世界一寒いと言われるウランバートルを首都に持っており、冬はマイナス30度にもなり、体調崩しまくりでした。
5月になった今でも昼と夜の寒暖差が激しく、免疫力を強く保っておく必要があります。
6月以降は緑が目覚め、夏が来た!と言う感じです。
モンゴルに旅行をするなら、6月から9月ごろがおすすめですね!
一つ注意したい点が、モンゴルではスリが横行しています。僕自身、モンゴル滞在中バスに乗っている時にスマホを触られ、あわや!と言う場面に出くわしたことがありました。
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