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【3年出禁】シェンゲン入国拒否を受けた本人が語るシェンゲンエリアでオーバーステイするとどうなるのか。

今回はシェンゲン協定エリアで出禁をくらった経験を書いてみました。

もし、同じく出禁を食らってしまった、もしくは、シェンゲンエリアにて観光ビザで90日以上滞在する(オーバーステイする)とどうなるのか、気になる方は参考にされてみてください!

 

 

シェンゲン協定 - Wikipedia

シェンゲン協定とは?

 

シェンゲン協定は26カ国が加入していて自由に行き来できるようにするために定められた法律。

これを犯してしまうとヨーロッパほぼ全土から出禁になる。

 

シェンゲン協定についてはWikipediaを見るといいだろう。

かなりややこしいのでまとめると、「自由に行き来できるようにするために定められた法律。」です。

 

シェンゲンエリアオーバーステイするとどうなるのか?

シェンゲン協定エリアでオーバーステイをしてしまうと、

国によって違うが、オーバーした日数分罰金が課せられたり、するらしい。

僕の場合はポーランドでオーバーステイをし、

3年間シェンゲンエリアに入国することが禁止された。

 

 

入国しようとすると、国境警備隊に止められ、別室に連れて行かれ、牢屋のような密室に入れられた。

その後、入国した時に使ったフライトが来るまで1週間そこで待つことになった。

無料で1週間止まれたのはデカかったが、食事は1日サンドイッチと水一本のみ。辛かった。

 

シェンゲンエリア入国拒否でも行けるヨーロッパ

SISシステム(シェンゲンインフォメーションシステム)を採用している国には入国できない。

 

入国可能なヨーロッパの国は

イギリス、アルバニア、セルビア、北マケドニア、ボスニアくらいだと思う。

イギリスは一部シェンゲン協定の法律を使っているため場合によっては入国拒否される可能性がある。

 

シェンゲンエリアでなくEUに加盟している国は

アイルランドやブルガリア、ルーマニア、クロアチアなどがあるが、

アイルランドとクロアチアは2021年から全てのシェンゲン協定に関する法律を有効にしているため入国できない。

 

またブルガリア、ルーマニアは将来的にシェンゲンエリアへの加盟を表明しているためシェンゲン協定の法律が適用されている。

 

 

ちなみにブルガリアへ入国しようとバスで向かったが、国境で入国拒否された。

優しいブルガリア紳士がいなかったら今頃国境付近の山々を彷徨っているだろう。

 

まとめ

シェンゲンエリアから出禁になるとヨーロッパほぼ全土に入国することができなくなる。

それだけは避けたい。

必ず、90日以内にシェンゲンエリアから抜け出すことを強くお勧めします。

または、観光ビザで入国した場合でも、90日以上滞在したい場合は、外務省や、大使館に行くと滞在許可証を発行できる国もたくさんあるので、政府としっかり掛け合うことをお勧めします。

 

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